日時 | 令和7年3月8日(土) 14:00~15:30 |
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講師 | 金峯山寺長臈・種智院大学客員教授・宗教法人林南院住職 田中 利典 師 |
会場 | 2階 イベントルームA |
参加費 | 無料 |
定員 | 50名(先着順) |
吉野・大峯地域が「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されて、2024年に20周年を迎えます。このことを記念して、“吉野・大峯と山伏のこころ ~幽・雅の歴史と世界遺産の未来~”を切り口に、吉野大峯の心をお届けする連続講演会をおこないます。
吉野・大峯は蔵王権現がまもる聖地・霊場として、とくに平安時代に信仰をあつめました。本連続講演会では、その象徴である「藤原道長の来山」、そして「蔵王権現と山伏修行の世界」を中心に吉野大峯の世界をご紹介し、「世界遺産吉野大峯のこれから」を見つめたいと思います。
この講座で、私たちの愛する“吉野”の魅力を知り、さらに吉野を身近に感じてください。そして、「日本人のこころのふるさと」「世界遺産と日本一の桜絵巻の里」吉野へ是非足をお運び下さい。
【今回の講演内容】「世界遺産で証明したかった日本第一の霊地吉野大峯」
世界遺産に登録されている吉野大峯地域の文化は、1300年の昔から現代に伝えられています。その文化とは日本固有の宗吉野大峯を世界遺産に登録した本当の意図を語ります。金峯山寺の山号は国軸山…いま、日本は、国の軸が危ういことになっています。自然災害、政治不信、そして日本の習俗・文化の崩壊。そんな時代だからこそ、国の軸である吉野大峯には意味があります。世界遺産登録を手がけた僧侶からのラストメッセージ講座です。
【講師プロフィール】
田中 利典 師
1955年京都府綾部市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科・叡山学院専修科卒業。2001年に金峯山修験本宗宗務総長及び金峯山寺執行長に就任。2004年に認定された世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録推進に活躍。現在、宗教法人林南院住職、金峯山寺長臈、種智院大学客員教授、一般社団法人仏教生活センター会長など。 著書『体を使って心をおさめるー修験道入門』(集英社新書)、『よく生き、よく死ぬための仏教入門』(扶桑社新書。共著に『修験道という生き方』(新潮選書)、『はじめての修験道』(春秋社)、など多数。


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問い合わせ | 奈良まほろば館 情報発信課【業務時間】10:15~19:00 TEL: 03-5568-7081 / FAX: 03-5568-7082 |
注意事項 | ※キャンセルされる場合は申し込み時に届いたメールに記載のURLより手続きをお願いいたします。 ※受講券等の発行はいたしません。 ※受付・開場は開始30分前から行います。受付前の講座室周辺での待機等はできません。 ※筆記用具が必要な方は、持参いただきますよう、お願いいたします。 |