日時 | 令和6年12月14日(土) 14:00 ~15:30 |
---|---|
講師 | 総本山金峯山寺財務部長 樋上 孝教 師/フリーアナウンサー 石田 紗英子 氏/総本山金峯山寺世界遺産室長 田中 岳良 師 |
会場 | 2階 イベントルームA |
参加費 | 無料 |
定員 | 50名(先着順) |
吉野・大峯地域が「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されて、2024年に20周年を迎えます。このことを記念して、“吉野・大峯と山伏のこころ ~幽・雅の歴史と世界遺産の未来~”を切り口に、吉野大峯の心をお届けする連続講演会をおこないます。
吉野・大峯は蔵王権現がまもる聖地・霊場として、とくに平安時代に信仰をあつめました。本連続講演会では、その象徴である「藤原道長の来山」、そして「蔵王権現と山伏修行の世界」を中心に吉野大峯の世界をご紹介し、「世界遺産吉野大峯のこれから」を見つめたいと思います。
この講座で、私たちの愛する“吉野”の魅力を知り、さらに吉野を身近に感じてください。そして、「日本人のこころのふるさと」「世界遺産と日本一の桜絵巻の里」吉野へ是非足をお運び下さい。
【今回の講演内容】「鼎談『吉野人(よしのびと)が語る世界遺産「吉野大峯」の魅力』」
吉野大峯の山々が連なる奈良県南部は、古来より神仙峡と仰がれ、そこに住まう人々は吉野人と呼ばれたそうです。我が国独自の宗教「修験道」が生まれるなど、独特の文化を育んできた土地柄です。また、大海人皇子、源義経、後醍醐天皇など、中央で夢破れた方々が再起を期した地でもあります。その吉野で生まれ吉野に暮らす者、都会で暮らし古鄕吉野を思う者、都会で生まれ、今、吉野に暮らす者、この三者三様の吉野人が、吉野大峯の文化や歴史、魅力を語り合い、これからの世界遺産「吉野大峯」を展望します。
【講師プロフィール】
樋上 孝教 師
昭和43年大阪府生。
昭和62金峯山寺にて得度受戒、吉野学林にて修行後、平成5年金峯山寺奉職。
平成2年大峯百日回峰行満行。平成6年一山光明院住職拝命。
平成17年より総本山金峯山寺執行・財務部長拝命。金峯山寺末の明照教会主管者。
石田 紗英子 氏
奈良県生。
母の里吉野町上市で育つ。
日本航空客室乗務員を経て、平成17年にフリーアナウンサーに転身。
歴史好きアナウンサーとして月刊誌「歴史街道」に執筆。
NHK大河ドラマ「光る君へ」特別番組のMC担当。吉野町観光大使。
田中 岳良 師
昭和31年奈良県吉野山生まれ。
昭和55年吉野町役場に奉職。
世界遺産登録担当主幹、産業観光参事などを歴任して平成29年退職。
昭和38年大峯山初登拝。
平成13年金峯山寺にて得度受戒。
現在は、金峯山寺渉外室長兼世界遺産室長、金峯山寺末の芳山一佛堂住職。
【今後の講演予定】※各回毎に申し込みが必要です。講演の約1ヶ月前にHPに掲載し、募集を開始します。
日付 | 講演内容 | 講師 | |
第8回 | 令和7年1月11日(土) | 小鼓から紐解く「吉野金峯山寺と能楽」 | 能楽 囃子方 大倉流小鼓方十六世宗家 大倉 源次郎 師 |
第9回 | 令和7年2月8日(土) | 対談『世界遺産「吉野大峯」の過去・現代・未来』 | 吉野町長 中井 章太 氏 / 金峯山寺管領 五條 良知 猊下/ 吉野町観光大使 南 かおり 氏 |
第10回 | 令和7年3月8日(土) | 「御堂関白記」に見る金峯山詣で 私見 | 金峯山寺渉外室長兼世界遺産室長 田中 岳良 師 |
申込方法 | ページ下部の「申し込みはこちら」よりお申し込みください。 |
---|---|
問い合わせ | 奈良まほろば館 情報発信課【業務時間】10:15~19:00 TEL: 03-5568-7081 / FAX: 03-5568-7082 |
注意事項 | ※キャンセルされる場合は申し込み時に届いたメールに記載のURLより手続きをお願いいたします。 ※受講券等の発行はいたしません。 ※受付・開場は開始30分前から行います。受付前の講座室周辺での待機等はできません。 ※筆記用具が必要な方は、持参いただきますよう、お願いいたします。 |