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【吉野大峯世界遺産登録20周年記念講座】~『吉野・大峯』のこころを、あなたへ~第3回(開催方法変更8/15)

日時令和6年8月17日(土)14:00~15:30
講師龍谷大学文学部歴史学科文化遺産専攻 教授 杉山 洋 氏
会場2階 イベントルームA
参加費無料
定員50名(先着順)

(令和6年8月15日更新)
 台風7号の接近の影響により、講師はオンライン参加となります。参加者のみなさまは、会場にて、スクリーンで講座を受けていただく形となります。ご理解・ご協力よろしくお願いいたします。

 吉野・大峯地域が「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されて、2024年に20周年を迎えます。このことを記念して、“吉野・大峯と山伏のこころ ~幽・雅の歴史と世界遺産の未来~”を切り口に、吉野大峯の心をお届けする連続講演会をおこないます。
 吉野・大峯は蔵王権現がまもる聖地・霊場として、とくに平安時代に信仰をあつめました。本連続講演会では、その象徴である「藤原道長の来山」、そして「蔵王権現と山伏修行の世界」を中心に吉野大峯の世界をご紹介し、「世界遺産吉野大峯のこれから」を見つめたいと思います。
 この講座で、私たちの愛する“吉野”の魅力を知り、さらに吉野を身近に感じてください。そして、「日本人のこころのふるさと」「世界遺産と日本一の桜絵巻の里」吉野へ是非足をお運び下さい。

【今回の講演内容】吉野大峯 修験の道を結ぶ経塚
 紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産登録20周年を記念して、これまであまり注目されてきませんでしたが、参詣道を移動しながら盛んに造営が繰り返された経塚に注目します。また本年の大河ドラマの中心人物の一人、藤原道長が、大峯山山頂で経塚を造営したことは、あまりにも有名なできごとです。 
 今回はこの経塚をキーワードに、世界遺産登録の意味と、平安時代の人々が、参詣道を歩きながら何を思い何を考えたか、新たな視点で問い直してみたいと思います。

【講師プロフィール】龍谷大学文学部歴史学科文化遺産専攻 教授 杉山 洋 氏
 大学時代は講演題にもある経塚を勉強しておりましたが、奈良文化財研究所入所後は、平城宮跡の調査研究・公開・活用に従事してまいりました。大学人の現在も、学生の反応を参考にしながら、文化遺産をいかに多くの方に知っていただき、楽しんでいただくかに心を砕く毎日です。


【今後の講演予定】※各回毎に申し込みが必要です。講演の約1ヶ月前にHPに掲載し、募集を開始します。

日付講演内容講師
第4回  9月14日(土)吉野山の桜の伝播‐雪に見立て、亀に植えられた桜‐金峯山寺寺史研究室長
池田 淳 氏
第5回10月12日(土)琴つま弾くと天女は舞い降りてー五節舞と吉野ー吉野町役場産業観光課
学芸職員 中東 洋行 氏
第6回11月9日(土)金峯山寺の山伏修行~世界遺産「吉野大峯」に抱かれて~金峯山寺執行長
五條 永教 師 /
金峯山寺役僧
林 覚道 師
第7回12月14日(土)鼎談『吉野人が語る世界遺産「吉野大峯」の魅力』金峯山寺執行
樋上 孝教 師/
吉野町観光大使
石田 紗英子 氏/
金峯山寺渉外室長兼世界遺産室長
田中 岳良 師
第8回令和7年1月11日(土)小鼓から紐解く「吉野金峯山寺と能楽」能楽 囃子方 大倉流小鼓方十六世宗家
大倉 源次郎 師
第9回令和7年2月8日(土)対談『世界遺産「吉野大峯」の過去・現代・未来』吉野町長
中井 章太 氏 /
金峯山寺管領
五條 良知 猊下/
吉野町観光大使
南 かおり 氏
第10回令和7年3月8日(土)「御堂関白記」に見る金峯山詣で 私見金峯山寺渉外室長兼世界遺産室長
田中 岳良 師

申込方法ページ下部の「申し込みはこちら」よりお申し込みください。
問い合わせ奈良まほろば館 情報発信課【業務時間】10:15~19:00 TEL: 03-5568-7081 / FAX: 03-5568-7082
注意事項※キャンセルされる場合は申し込み時に届いたメールに記載のURLより手続きをお願いいたします。
※受講券等の発行はいたしません。
※受付・開場は開始30分前から行います。受付前の講座室周辺での待機等はできません。
※筆記用具が必要な方は、持参いただきますよう、お願いいたします。
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