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法隆寺麈尾模造 完成記念展

日時令和6年4月5日(金)~4月10日(水)※最終日は17時まで
会場2階 イベントルームA

 聖徳太子はお経の講義をする際に「麈尾(しゅび)」という仏具を持っていたと考えられています。

 現在も法隆寺には、その麈尾を持った姿の聖徳太子の彫刻が伝わっています。また、その麈尾という仏具は7世紀より法隆寺に伝わり、現在は東京国立博物館・法隆寺献納宝物館に木部分のみが現存しています。その麈尾は大鹿の尾を形象したものと考えられており、当初、軸の周りに獣毛がめぐらされていたと伝えられています。現在残るその麈尾の当初の姿を復元したものは、大正10年 (1921) に木内半古によって造られたもののみでした。

 この度、令和の麈尾として唐木に漆塗りを施した木部へ鹿と猪の獣毛をめぐらせた復元品が制作されました。その制作工程によって明らかとなった麈尾の制作方法などを、制作のサンブルを交えながらご紹介いたします。

また、本展示イベントと関連した講演を開催します。

注意事項※2階イベントルームAでの展示につきましては、特に記載がない場合は11:00~19:00までです。また、同ルームで講演等の他のイベントを実施している時間帯はご覧になれない場合があります。
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