日時	令和6年2月4日(日)11：00～12：30／14：00～15：30
講師	明日香村教育委員会　文化財課　係長　　長谷川透　氏
会場	2階 イベントルームA
参加費	無料
定員	50名（先着順）

　甘樫丘は飛鳥地域と藤原地域の間にある低い丘陵です。この丘の上に立つと、遠くに二上山や金剛山が、足元には飛鳥藤原の景色が広がっています。飛鳥時代、この丘には蘇我蝦夷・入鹿が邸宅を構えていたことが『日本書紀』に記されています。近年、この邸宅跡の候補地として「甘樫丘東麓遺跡」が有力視されていますが、現在、明日香村教育委員会は、甘樫丘東麓遺跡とは別に、「甘樫丘遺跡群」の発掘調査を実施しています。令和２年度から始まった「甘樫丘遺跡群」の最新の発掘成果を中心に、甘樫丘の歴史的変遷をみていきたいと思います。

【講師紹介】明日香村教育委員会　文化財課　係長　長谷川透　氏
1980年愛知県生まれ。奈良大学大学院博士前期課程修了。奈良国立文化財研究所研究補佐員、明日香村教育委員会嘱託職員を経て現職。専門は日本考古学。主な著作に『整備された飛鳥の遺跡』(明日香村・単著2011)、『古墳と壁画の考古学－キトラ・高松塚古墳』（法藏館・共著2023）、『飛鳥史跡事典』(吉川弘文館・共著2016)がある。

申込方法：以下よりお申込みください。どちらの時間でも同じ内容です。

問い合わせ	奈良まほろば館 情報発信課【業務時間】10:15～19:00 TEL: 03-5568-7081 / FAX: 03-5568-7082
注意事項	※キャンセルされる場合は申し込み時に届いたメールに記載のURLより手続きをお願いいたします。 ※受講券等の発行はいたしません。 ※受付・開場は開始30分前から行います。受付前の講座室周辺での待機等はできません。 ※筆記用具が必要な方は、持参いただきますよう、お願いいたします。