Event

イベントカテゴリー<過去のイベント>

史跡&古墳巡り『御墳印帖』プロジェクト!

日時令和5年5月20日(土)/5月21日(日)
会場2階 イベントルームA
参加費無料
定員各講座50名(先着順)

「ほっかつ」と呼ばれる奈良県北葛城郡は、奈良盆地の北西部に位置し、上牧町、王寺町、広陵町、河合町から構成されています。古くは葛城氏に関わる地域とされ、数多くの古墳や社寺が営まれました。飛鳥・奈良時代には敏達天皇系王族の経済基盤であったとも言われています。古代大和王権から昭和初期まで奈良盆地の流通の要であった川の集まる地域の流通や経済を紐解き、未だ明かされていない古代水運王の影を、数多の古墳から覗いてみます。

【講座1】北葛城郡(ほっかつ)地域の歴史~古代からの流通・経済~
日時:令和5年5月20日(土)13:00~14:30
講師:王寺町地域交流課主幹・学芸員 岡島 永昌(おかじまえいしょう)氏
 天理大学、大阪市立大学大学院前期博士課程で日本近世史を学んだのち、王寺町役場に勤務。埋蔵文化財の発掘調査にも従事し、時代・分野を問わず文化財の保護と活用に奔走している。

 北葛城郡は、海から大和川を通じて大和国に入った玄関口に当たり、大和川の南岸に広がる地域です。生駒・金剛山地を切り抜くように流れる大和川の付近は標高が低く、山に囲まれた奈良盆地のなかで最も出入りしやすいところで、そのため、飛鳥時代から水路・陸路が開かれ、近代には鉄路もいち早く敷設されました。本講座では、飛鳥時代寺院、広瀬神社、魚梁船、大阪鉄道をキーワードに、大和川にまつわる北葛城郡(ほっかつ)の歴史をたどります。
申し込みはこちら

【講座2】御墳印でめぐる河合町~河合町史跡&古墳めぐり「御墳印プロジェクト」~
日時:令和5年5月20日(土)15:30~17:00
講師:河合町教育委員会生涯学習課社会教育士・学芸員 日浦 早紀(ひうらさき)氏
 龍谷大学で仏教史や日本近世史を学んだ後、河合町役場に勤務。社会教育士として生涯学習全般をコーディネートしながら、町内の古文書を解読する日々。

 奈良盆地の北西部に位置する河合町は、大和川の合流地点に位置しており、古代から交通・流通の要衝でした。古墳時代には古墳が数多く造られており、100m以上の前方後円墳の数は奈良県内町村の中でNo1を誇ります。このように奈良県といえば古墳や考古学のイメージが強いかもしれませんが、中世から近代にかけても多くの史跡・文化財があります。ほっかつの中でも先行してこのプロジェクトを立ち上げた河合町の20種類のオリジナル印。古墳だけではない河合町の「御墳印」を中心に、河合町内の史跡・文化財をご紹介します。
申し込みはこちら

【講座3】北葛城郡(ほっかつ)地域の歴史~古墳時代~
日時:令和5年5月21日(日)14:00~15:30
講師:河合町生涯学習課課長・学芸員 吉村 公男(よしむらきみお)氏
 同志社大学大学院文学研究科博士課程前期修了。主な著書・論文に「ワラビ考」『同志社大学考古学シリーズⅥ考古学と信仰』同シリーズ刊行会、「『葛城』をめぐる諸問題」『古代探求森浩一70の疑問』中央公論社、「古墳の正面観」『同志社大学考古学シリーズⅦ考古学に学ぶ』同上刊行会など。

 奈良盆地には墳丘長200mを超える大型前方後円墳を含む大古墳群が3カ所知られています。東部の大和・柳本古墳群、北部の佐紀盾列古墳群、西部の馬見古墳群です。ほっかつ4町は西部の馬見古墳群の範囲に位置します。三大古墳群の中で、馬見古墳群では発掘調査で内容が明らかになったものが多く、豊富な写真や図を用いて、古墳時代のほっかつ地域に迫ります。
申し込みはこちら

問い合わせ奈良まほろば館 情報発信課【業務時間】10:15~19:00 TEL: 03-5568-7081 / FAX: 03-5568-7082
注意事項※キャンセルされる場合は申し込み時に届いたメールに記載のURLより手続きをお願いいたします。
※受講券等の発行はいたしません。
※受付・開場は開始30分前から行います。受付前の講座室周辺での待機等はできません。
※筆記用具が必要な方は、持参いただきますよう、お願いいたします。
※受講の際には、会場入り口の手の消毒、咳エチケットをお願いいたします。
※平熱+1℃以上の発熱など、体に不調(発熱、咳、鼻汁、味覚・嗅覚障害等の症状に該当される方)はご参加をお控えください。
※新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、内容が変更・中止になることがあります。
Scroll to Top