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岸田日出男とニホンオオカミ ~人と自然と暮らしのなかで~

日時令和5年5月27日(土)14:00~16:00
講師大淀町教育委員会 学芸員 松田 度
会場2階イベントルームA
参加費無料
定員30名(先着順)

奈良県吉野郡大淀町出身の郷土史家で「吉野熊野国立公園の父」と呼ばれる岸田日出男(1890-1959)は、吉野群山の山岳渓谷や森林の美しさのもつ価値に気づき、国立公園にしたい想いから、吉野郡の山中を隅々まで歩き、豊かな自然や山村の民俗やくらし、伝承を克明に調べました。日出男が残した膨大な記録や研究資料の中には雑誌や書籍だけでなく、戦前の吉野・熊野地域の姿が記録されたフィルムやスケッチ、自筆記録、そしてニホンオオカミの骨が含まれていました。国宝級の文化遺産や記紀万葉の古代史ロマンに溢れる奈良県でありますが、今回は「近現代の歴史資料」の価値に光をあて、吉野に暮らす人と自然のかかわりを皆さんといっしょに考えたいと思います。

(左画像)ニホンオオカミの頭骨(大淀町指定文化財)、(中画像)岸田 日出男 氏、(右画像)講師 松田 度 氏

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問い合わせ奈良まほろば館 情報発信課【業務時間】10:15~19:00 TEL:03-5568-7081/FAX:03-5568-7082
注意事項※受付・開場は開始30分前から行います。受付前の講座室周辺での待機等はできません。
※筆記用具が必要な方は、持参いただきますよう、お願いいたします。
※受講の際には、会場入り口の手の消毒、咳エチケットをお願いいたします。
※平熱+1℃以上の発熱など、体に不調(発熱、咳、鼻汁、味覚・嗅覚障害等の症状に該当される方)はご参加をお控えください。
※新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、内容が変更・中止になることがあります。
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