日時 | 令和4年12月18日(日)14:00~15:00 |
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講師 | 石井 陽子 氏(鹿写真家) |
会場 | イベントルームA |
参加費 | 無料 |
定員 | 50名(先着順) |
1階ショップ内ギャラリースペースで開催する鹿写真家 石井陽子氏による写真展「しかしかノエル」の連動企画として、トーク&スライドショーを開催いたします。
※写真展は12月1日~25日開催
神護景雲2年(768年)、平城京鎮護のために春日大社が造営されました。この時、第一祭神の武甕槌命(たけみかづちのみこと)は、常陸国(茨城県)から白鹿に乗って来られたと伝えられています。以来、奈良の鹿は神の遣いと呼ばれ、天然記念物として保護されています。
鹿たちは日の出とともに森を出て、街中で文字通り道草を食いながら奈良公園へと向かい、夕方になると泊まり場へと帰っていきます。鹿写真家の石井陽子氏は、野生動物である鹿が県庁所在地である街で人と共生しているという世界でも稀な風景に惹かれて、奈良の鹿を11年にわたって撮影してきました。
12月といえばクリスマス!トナカイのイルミネーションやオーナメントが街を華やかに彩ります。実は、トナカイもシカ科の一属。クリスマスまでにトナカイと鹿についてちょっと詳しくなりましょう。
(講師紹介) 鹿写真家 石井 陽子氏
山口県生まれ。神奈川県在住。2011年3月より、奈良、宮島などで人の街に棲み、人間たちの決めた境界線を軽やかに越えて街を闊歩している鹿たちを捉えたシリーズを開始。現在は、北海道から沖縄まで全国に撮影エリアを広げ、神の遣いから害獣まで棲む場所によって変わる鹿と人間のアンビバレントな関係を描いている。
2015年12月リトルモアより写真集「しかしか」刊行。2016年に銀座ニコンサロンで初個展を開催後、同年に大阪ニコンサロン、2017年に神戸・ミラージュ・ギャラリー、2019年に東京・KKAG、2022年にIG Photo Gallery、入江泰吉記念奈良市写真美術館、春日大社着到殿で写真展を開催。フランス、ドイツ、米国、マレーシア、ニュージーランドなど、世界各地で作品を展示し、仏ル・モンド、英インディペンデント、米ニューヨーカー、ハフィントンポスト、ワイヤードなど各国のメディアで取り上げられている。
申込方法 | 奈良まほろば館HPよりお申し込みください |
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問い合わせ | 奈良まほろば館 情報発信課【業務時間】10:15~19:00 TEL: 03-5568-7081 |
注意事項 | ※受講の際には、マスク着用、会場入り口の手の消毒、咳エチケットをお願いいたします。 ※平熱+1℃以上の発熱など、体に不調(発熱、咳、鼻汁、味覚・嗅覚障害等の症状に該当される方)はご参加をお控えください。 ※受付・開場は開始30分前からとなります。受付前の講座室周辺での待機等はできません。 ※筆記用具が必要な方は、持参いただきますよう、お願いいたします。 ※新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、内容が変更・中止になることがあります。 |