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歴史街道倶楽部×奈良まほろば館
歴史ものがたりセミナー「憲法十七條」 聖徳太子の言葉と想いと
―― 漸進を続けた〝聖〟の軌跡 ――

日時令和4年2月20日(日)15:00~16:30(14:30開場)
講師岡田 高志 氏(大阪市立大学都市文化研究センター研究員)
会場奈良まほろば館2階イベントルームA
参加費現地参加 1,500円 / オンライン参加 1,000円 (税込)※オンライン参加はWeb会議サービス「ZOOM」を活用してのオンラインセミナーとなります。受付管理の観点から本名表記でのご参加となりますので、予めご了承ください。
定員現地/オンライン参加 各50名(先着順)(申込締切日:令和4年2月13日(日))

「我必ず聖に非ず、彼必ず愚に非ず。共に是、凡夫なるのみ」
これは『日本書紀』(720年成立「日本」の正式な国史)、推古天皇の巻に記された、「厩戸皇子」(うまやとのみこ)制定「憲法十七條」第十條の言葉で、「絶対的な賢者や、どうしようもない愚か者など、この世に存在しない。皆、等しく凡庸な人間なのだ」というのが、その大意。
推古12年(604)4月3日に発布されたこの憲法は、儒教や仏教の経典の言葉を借りながら官人の規範だけでなく、厩戸の理想とする社会・人間の姿が示されています。そんな彼の悲願は、一体どのような体験に根ざしているのでしょうか。憲法條文の表現を丹念に読み解きながら、古代文献に記された厩戸皇子の生涯を追ってみましょう!
己の目指す理想と厳しい現実との間で自己の矛盾に苛まれ、幾度も絶望を味わった、一人の人間の姿が見えてくるはずです。それでもなお諦めず、漸進を続けた厩戸皇子、そんな彼に人々の贈った称号とは……
憲法の言葉の宿す、厩戸皇子の想いが、あまたの星霜を越えて、我々の胸に届く――、そんな講座を目指す所存です。
※このセミナーは、現地参加とオンライン参加、どちらでもご参加いただけます。

申込方法:歴史街道倶楽部ホームページの申込フォームまたはメール・FAX・ハガキに、会員番号・氏名・ 住所(一般の方のみ)・電話番号・参加人数を記載の上、各イベント係までお申込ください。
なお、満席の場合を除き、申込受付の返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
開催の2週間前を目途に詳しいご案内、振込用紙を郵送いたします。
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お問い合わせ:歴史街道推進協議会 歴史街道倶楽部
〒530-0005 大阪市北区中之島2-2-2 大阪中之島ビル7階 TEL:06-6223-7182 / FAX:06-6223-7234
E-mail:club-info@rekishikaido.gr.jp

共催=歴史街道推進協議会、奈良まほろば館

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